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横浜市にある庭木の剪定時期の見分け方とは?夏と冬の剪定の違いを解説!

庭木の剪定時期の基本

庭木の剪定は植栽を美しい状態に保ったり、健康的な状態にし続けるために欠かせません。
しかし、庭木を丈夫に保ち、すくすくと育てるためには剪定を適切な時期に行うことが重要です。
剪定時期を誤ると、成長を阻害して状態を悪くすることもありますし、願っていない形状に伸びてしまうこともあります。

庭木の剪定時期は主に2つのシーズンとなり、夏季と冬季に分けられます。
このシーズンの違いは、庭木の種類と目的別に考えることになります。
庭木によっては剪定を年に1度行えば十分というものもあり、その場合は、夏季か冬季のどちらかを木の種類に応じて考えます。

一方で、たいていの庭木は状態を良くするために年に2回の剪定を行います。
といっても、まったく同じ程度の剪定をするのではなく、1回は軽く整える程度、もう1回はしっかりと剪定するといった形で、それぞれで目的が変わってきます。
適切な時期とそれに応じた目的がマッチすることで、より良い状態を保てることになりますので、事前によく計画しましょう。

冬季剪定をする目的

冬季つまり10月から3月にかけて行う剪定は、全体としてしっかりとしたカットを行うのが基本となっています。
多くの樹木は気温が低くなってくると、いわゆる冬眠をすることになりますので、次の年の春に向けて自分が求める形になるように樹形をセットしたり大きさを整えたりする必要があります。
また、1年の間に大きく成長した樹木があるなら、大きく剪定することによって育ち過ぎを防ぐという目的もあります。

一口に冬季と言っても地域によって寒さがやってくるタイミングは異なるものです。
そのため、一気に気温が下がり、それぞれの樹木の冬眠温度になってきた段階を見極めることがポイントとなります。
樹木は冬眠している状態であれば、大きく枝などをカットしても深刻なダメージを受けることなく、その次の春に剪定された状態から安全に再び育つことができます。

こうしたことから冬季剪定は、芯止めと呼ばれる、枝もしくは樹木全体の高さを揃えるための剪定をするのが一般的です。
大きくカットして形を整えるイメージで行うことになります。
もう一つは、透かし剪定とか間引き剪定と呼ばれる剪定を行います。
これは、不要になった枝を元から切る作業となり、間引くことによって枝の密集を解消することができます。
これらの剪定を同時に行いますので、作業後はかなりすっきりとした見た目となります。

夏季剪定をする目的

夏季に行う剪定の目的は、冬季とは異なります。
ほとんどの樹木は、高い気温の下で過ごすと同時にたっぷりと水を吸収することで、夏の時期に成長します。
そのため、夏季に枝を大きく切るような剪定をしてしまうと、成長に悪影響を及ぼしてしまい、最悪のケースでは枯れてしまうことすらあります。
そこで、夏の時期の剪定は、あくまでも軽く行うのが鉄則となります。

樹木の形状を軽く整えておいたり、隣の敷地に入り込んで迷惑をかけることがないようにする程度に留めます。
また、細かい枝や葉が密集してしまうと風通しが悪くなったり、日当たりが悪くなったりすることがあります。
このままだと、樹木の一部に栄養が十分行き渡らなくなることがありますし、病害虫の被害が広がるリスクも出てきます。
そのため、夏季剪定では、密集し過ぎている部分のみを軽く剪定して、隙間を作るといったイメージで行います。
邪魔な小枝を軽く間引いたり、あまりにも伸びすぎて他の枝や庭木にかかる部分を短くしたりするわけです。

庭木の種類による剪定時期の考え方

このように、原則としてはどの庭木も冬季にはしっかりと、夏季には軽く剪定をすることになります。
とはいえ、樹木の種類によって、同じシーズンでも多少タイミングをずらす必要があります。
というのも、それぞれの樹木で成長の時期が異なるからです。

たとえば、ハナミズキやモミジといった落葉広葉樹の場合は、12月から2月くらいが冬季剪定を行うのに適切なタイミングとなります。

日本のお庭では落葉広葉樹を植えていることが多く、冬の始まりの時期から本格的な冬の到来の時期に作業を行うご家庭が多くなります。

スギやマツ、コニファーなどの常緑針葉樹の場合は、3月から4月のタイミングに強い剪定を行うのがベストです。

一般的なご家庭の場合は、マツを植えているところも多く見られますが、上記のようにモミジなどと一緒に植えているケースも少なくありません。

同じ庭の中でも、庭木によって強剪定のタイミングを変えることになりますので、良い計画が必要となります。

また、常緑広葉樹は3月から6月くらいが強い剪定の時期となります。
オリーブやキンモクセイ、サツキ、ツバキといった、庭木でも人気のある樹木がこれに当たります。

それほど高い状態にしないことが多いので、タイミングを見計らってしっかりと剪定することできれいな状態を保てるでしょう。

大誠では、こうした樹木ごとの適切な時期を見極めて、ベストな状態で剪定を行っています。

ぜひ庭木剪定の際にはご相談ください。

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